気功法
禅密気功
劉漢文先生に学んだ気功法は、禅密気功と言います。
NPO法人気功協会 の取りまとめで日本からおよそ30人が参加して、中国大連で1週間合宿が開講されました。もう20年も前なのですが、先生のお姿や立ち居振る舞いが今も思い出されます。
気功法に興味を持って問い合わせたのが、気功協会で相談に伺うと「近い内に合宿が開講されるから、そちらに参加されるのが良いですよ。やはり本物に触れるのが一番です」と勧められました。私もそうだと感じ即決です。
気功初心者の私が日本で気功講師として活躍なさっている方々と、一緒に参加できたのはとても有り難いことでした。
私の心が開く瞬間
開講初日の夜、受講生が一人ずつ立ち上がり、立ち方から学びました。そのときに立っている私に先生の手が触れた瞬間に私の胸・心の窓が開いたと全身で感じました。
その体験から私のエネルギーの特徴は胸から出ていると感じています。胸は母性的な愛情エネルギーです。私は男性ですが、相手を受け入れて包み込むような愛情だと思えます。
といってもすぐに愛情深い人間に急変したわけでなく、その後屋久島に移住して体験したことも含めて今も進展中です。
私の決めたこと
先生が話された「この気功法は健康になるだで終わりではありません。健康になった身体で社会に貢献するまでが気功法です」に私は感銘を受けました。
私はこの気功法を広めていこうと決めたのです。合宿からしばらく経ってから鹿児島県屋久島に移住しました。
屋久島には気功の先生はいませんが、自然のパワーが溢れている場所です。初めて屋久島空港に降り立った時に【空気が濃い】と感じました。緑が多いというか全面緑で、一部平地というくらいですね。
人口は1万人ほど暮らしていたと思います。ですから自動車や家からの二酸化炭素の排出量も少なくて、圧倒的に植物が多いから空気が濃くなるんでしょう。
その自然パワー豊かな中で、大樹に抱きついてみたり、きれいな花に手をかざしたり、海岸で打ち寄せる波に向かって気合を発したり、くっきりした虹を仰ぎ見ていました。
気功講座、いぬい整体を開業
屋久島に移住当初は不動産会社の賃貸で暮らしていましたが、縁あって地元の民家を借りられました。
そこで【いぬい整体】として開業したのです。そのお客さん繋がりで老人会や公民館で気功講座を開講させていただきました。
初めて人に教える気功ですが必死で取り組み、受講生も大勢参加いただきとても嬉しい体験が出来ました。
それらと同時期に、一般に流行り始めたホームページも作り出しています。
そのホームページで私のセラピーも始まっていったのです。